神奈川歯科大学で共に学んだ同窓生たち共に未来を歩み続けよう

会長挨拶

 皆様におかれては、ご健勝のことと存じます。
 私たち同窓生は、一般大学でみられるように進学後に状況を見ながら将来の進路を決めるというのではなく、本学への入試を志した段階から歯科を通して社会に貢献するというはっきりとした目標をもって神奈川歯科大学の学舎に集まった同志であります。
すべてのものに対する慈しみの心をという本校建学の理念のもと、互いが切磋琢磨し、またあるときは助け合いながら健康社会の発展に寄与するという連帯感で結ばれている仲間でもあります。
 2019年に突然発生した新型コロナウイルスが、私たち歯科業界に与えた被害は経済的損失のみならず風評被害も含めて甚大なものでした。ウイルスは飛沫感染で伝染するので、一般市民の方が歯科を敬遠したのは当然かもしれません。これに対して、歯科医師の皆様方が三密防止のための方法、並びに施設の改良や器械の新規採用に速やかにかつ積極的に取り組まれた結果、患者さんやスタッフを感染から守ることができたのは歯科医療従事者としての誇りであり、何より喜ばしい限りです。
 緊急事態宣言が繰り返された後、再度解除されますが、一方では感染増大をおそれる声もあります。ワクチン接種の効果が現れるまでは、三密の防止をはかって飛沫感染を抑える以外に目下の感染防止対策はないと思います。それは私たちの経験がはっきりと証明しています。
 同窓会今後の行動計画としては、県同窓会のみならず大学、横浜研修センター、本部同窓会主催の情報をはじめ、引き続きコロナ対策、勉強会、セミナー、助成金等の説明会を行いHPに掲載を予定しております。経営の一助となれば幸いです。
 皆様とともに機能的な同窓会をつくりあげたいと思いますので、今後ともご助力の程をよろしくお願い申し上げます。

神奈川歯科大学神奈川県同窓会
会長 金子 守男