講習会・イベント

シリーズ学術 第1回 松尾 雅斗先生

2022.04.13

神奈川歯科大学神奈川県同窓会
シリーズ学術 第1回 松尾 雅斗先生

歯科臨床のためのオーラルバイオロジー
-微小循環から紐解く歯周組織再生とインプラント-

開催日時:令和4年4月23日(土)18:30~19:30
開催方法:WEB開催(Zoomウェビナー)事前登録制

全3回のシリーズで行い、その後3回のシリーズ学術で児玉利朗先生のインプラントの講演に繋がります。

県同窓会ホームページからも参加登録ができます。
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_mr2HmfSiSdGjyCLYNsiamA

同窓会員以外の本学関係者が受講する際、地区名は神奈川歯科大学
もしくは横浜センターと入力お願いします。

 

講師:神奈川歯科大学 口腔解剖学分野 教授
松 尾 雅 斗[まつおまさと]13回生

神奈川歯科大学歯学部歯学科卒業
神奈川歯科大学大学院歯学研究科卒業
神奈川歯科大学口腔解剖学教室入局
Karolinska Institute(Stockholm,Sweden)留学
神奈川歯科大学口腔解剖学分野 教授
日本口腔インプラント学会 基礎系指導医

 

歯科臨床は歯科基礎医学のバックグラウンドやエビデンスの上に成り立たっています。それなら歯科基礎医学は患者さんにフィードバックできる研究を行わなければなりません。本講演は「歯科において基礎系科目はなんのために存在するのだろう?」と皆が心の中で疑問としてきたことを臨床の場でイメージできるようにしたいと思います。内容は歯界展望に連載された拙著『歯科臨床のためのオーラルバイオロジー 微小循環から紐解くインプラント・咬合』など近年の著書(参考文献参照)から本学同窓の臨床家や研究者とコラボレーションした話題をベースにお話ししたいと思います。

【内容紹介】


【第1回】歯周組織に優しい歯科治療とは
・歯周組織を支配する微小循環 ―炎症も再生も血流から!―
・歯肉と歯根膜のバイオロジー 支台歯形成, 咬合調整, 矯正移動時の歯周組織
・歯周疾患と全身疾患—-有病者の治療のために

 

【第2回】インプラント治療を成功に導くために
・オッセオインテグレーションを左右するインプラント形状と表面性状
・インプラント治療の解剖学的リスクを軽減する
・インプラント周囲炎の発症と防止メカニズム

 

 

【第3回】失われた骨を再生するには
・骨誘導再生法(GBR)によるスペースメイキングはどこまで可能?
・骨移植のBiology—自家骨?人工骨?他家骨?異種骨?それとも自家歯?
・自己血を用いた濃縮血小板(PRP/PRF)療法—-自分の成長因子で組織再生!

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